BALDR SKY Dive2 水無月 空ED

やっとクリアしたぞー!!ってことで。
真相ルートとも言える空ルートは、開始以外は他のルートと違いました。
空ルートの世界は仮に「0世界」と呼ばれ、全ての災厄が起こり、アセンブラの暴走が起き、トランキライザーは倒されず、箱舟計画が実行され、人類は滅んだというような世界。
甲がこの世界の仮想空間から脱出出来ず、尚且つ自分以外の人間に会えず、荒廃した仮想世界で自分の脳内にのみ語りかけてくる、エージェントでもなく、空に近い喋り方のクゥしか居ないという状態。見ていてつらかったですね。
話を進めていくと、レインと出会い、でもレインにとっては、この世界では、灰色のクリスマスで死んだのは空ではなく、甲だと言われる。それは菜ノ葉と会っても、千夏と会っても同じ。
では今いる甲は何か?甲は甲ではなく甲の模倣体だということ。でも、空の模倣体であるクゥはクゥとしての自覚があるのに、甲にはない。コゥは空の多世界への介入とそれによる改変後多世界の甲とのリンクにより甲として起動した…らしい。
亜季、雅、真、ノイとも再会(と言っても上記の通り皆、甲は死んだものと思っている)し、クゥが空の居場所がわかったと言うので、空の元へ向かう甲。
空との再会、空は喜ばなかった。なぜか。空は最後のトランキライザーとの戦闘後、ノインツェーンと繋がってしまったから。だからこそ、多世界干渉もできたわけだけれど…。
空は、甲と2人幸せになれる世界を夢見て何度も何度も多世界に干渉し続けたらしい。
レイン、菜ノ葉、千夏、亜季、真と今まで見てきた世界は、その中の一端であり、エージェントを使って干渉し、得られた結果。同じような展開ではあれど、少しずつ、事態が好転していき、真相に近づくのは、空がより良くしようとエージェントを使いに出し、逆にノインツェーンは、バルドルシステムと繋がった人を神父化して破壊をする、と。
ノインツェーンは複数の子供の脳を繋げたコンピュータに近い人だったみたいだけれど…。子供の脳はどこから集めたんだとかその辺はさっぱりでした。見た目は相当グロいみたいですが、スチルは無し。ちょっと見たいような見たくないような。
空からノインツェーンの話を聞くと、母親を知らない子供が癇癪を起こしたようにも思える感じ。実際そうなんだろうけれど、なまじ知恵があるからこんな結果になったというか…。


だらだら書いてたら何がなんだかわからなくなってきたぞー。
ロッカーに入るジルベルトがちょっと可愛く思えた不思議。あと、ジルベルトでも役に立つことあるんだなーって思いました!
終盤のバトルはとても熱かったですね。
皆が、空と甲の為に犠牲になっていく…でも甲も最終的には殺されてしまう。
そこへ、AIイヴが干渉し、メモリにあった甲の情報を再構築して復活する、と。そのきっかけがジルベルトだった…!まさかの!
AIであるイヴが助けてくれたのは、イヴは人が好きであり、もっと知りたいということ。イヴ曰く、「ジルベルトと言う人格要素は融合を解き解すのに最適です。」だそうで。ジルベルトどれだけだよ…。


一度死んで、イヴに助けられ、クゥと再会し、空を助ける為にノインツェーンを倒しに行く甲。途中で死んだと思った仲間達とも合流して行くのがとても熱い!永二やモホーク、シゼルも復活し、合流!雑魚を任せてノインツェーンと甲の闘い!この辺りの展開は本当に熱いです…。BGMに「パラダイムシフト」や「jihad」が使われたりね…。ノインツェーン戦では、サビに入るタイミングと同時に開戦ですよ!熱すぎるだろ!!!


ノインツェーンを倒すと、空はノインツェーンの一部となっていたことが判明して、ハッピーエンドとはいかないの…?というような状態に。ボロボロになった死にゆくしかない空と再会。甲も本当の甲ではないので消える運命。空に手榴弾を渡して2人で自殺をしようとするというまさかの展開…。
でもそれを見ていたクゥが止めて、イヴに頼り、なんとか凍結というような形に留まります。良かった…?


あとはこの0世界の甲が別な世界の甲とリンクし、記憶が戻り、全ての世界でハッピーエンドを迎えるという…。ていうか皆妊娠してますし。どの世界の子供も空って名前になるんだろうなぁと思ってしまった。亜季だけは産まれてたか。
あとは、空が見たくて仕方がなかった、灰色のクリスマスが起きない世界というのも発生していました。アセンブラの流出もなく、グングニールの攻撃もない世界。そしてTRUE EDでは、眠りについた空と甲が永い時間を経ったあと、リアルボディとして蘇るというきちんとしたハッピーエンドになっていました!ここまできちんと幸せに終わらせてくれるとすっきりしますねー。シナリオ的に小難しいところもありましたし、アクション苦手な私には戦闘がつらいときもありましたが、楽しかったです。記憶遡行が本気でつらかったのでそこがマイナス点かなぁ…。